鳥取・島根を拠点に、環境地質・測量補償・設計・新エネルギー・介護事業を展開。高度な技術で未来を創造します。

社長のちょっと聞いてごしない!
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NO.7
技術を活かす人間力
2010年07月
代表取締役社長 大野木 昭夫
 ワールドカップでのSAMURAI BLUE JAPANの活躍に現代若者のすばらしさを見ました。本戦までの連戦連敗から彼らはどのように変っていったのか。いくらスターが揃っていても先取点を取られてチームプレーが乱れていくサッカー先進国をみれば、スター選手ぞろいの個性が強いチームでは「勝つ鍵はチームワークだ」ということを証明しました。日本人のよき国民性「思いやりと互助」を再発見しました。
 また、日本チームの連戦連敗という危機的状況のなかで先発メンバーの交代を断行した岡田監督の決断を見逃すことができません。ある意味で「やぶれかぶれ」の心境と言ったらファンに怒られるかもしれませんが、英断とはこんなもんだと私は思います。そのなかで先発メンバーから外されたスター選手たちのサポートも忘れてはいけません。最初は気持ちが腐っていた選手もいたでしょうが、本番では一丸となって戦っていました。世界の水準で技術的には劣っていても、チームワークという人間力で勝っていくすばらしい手本でした。

 先日、NHKの番組で野村克也前楽天監督が「こころの遺伝子―あなたがいたから」に出演されていました。野村前監督の運命の人は不良の集まりであった峰山高校野球部の顧問として指導に当たられていた野村義一先生でした。野球の知識は乏しかったが、その代わり言葉で叱咤激励された。その言葉は「技術の前に人間を磨け」と言われた。そして人間を磨くのには、勉強して知識を身につけることだと厳しく指導をされた。
 その後プロ野球に入り、大記録を打ち立てていった野村前監督は、9年連続Bクラスだったヤクルトスワローズの監督に就任しました。その指導方法は、まず選手の意識改革をして、個々の技術の持ち味を活かし勝つことの味を覚えさせることでした。その後チーム一丸となり、リーグ優勝まで達成しました。その後は楽天イーグルスを活力あるチームに作り上げられました。

 組織の原動力は技術力を活かす人間力です。人間力を養うためには知識の習得に努め、知識を智慧に高めていく内的努力が必要です。一人ひとりの活動力が組織の勝利につながることを、連敗から勝ち残っていった日本サッカー、ビリから日本一になったヤクルトスワローズが実証しています。
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