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一芸に秀でる技術力

2018年03月
代表取締役社長 大野木 昭夫

 3月7~8日、鳥取大学振興協力会では京都方面の企業視察に行きました。京都は、本社を移動しないでグローバルに活躍している一芸に秀でた物づくり企業が多々あります。時代の変化とともに求められる技術が変わって行くのは、どの産業でも同じです。そこでは、一芸に秀でた技術を持っている企業が時代の流れを捉えて進化しています。

 たとえば、ファインセラミックで世界を席巻した京セラ、世界一の総合モーターメーカーの日本電産、排ガス計測器で世界シェア80%を占める堀場製作所等々です。また今回訪問した地場企業でも、独自の技術を熟成して新しい市場を切り拓いておられました。
 今回の視察では、最後の訪問企業が堀場製作所でした。現在の自動車産業は、石油を使うエンジンから電気モーターを乗せた自動車への転換とAIを活用した自動運転システムの大きなうねりがあります。電気自動車になれば排気ガスが出ませんので計測装置の需要は減少しますから、堀場製作所ではどのような経営の方向性を持って進もうとしているのか興味あることでした。
 
 お話を伺うと、堀場製作所は排ガス計測器の世界シェア80%の「測る技術」をキーワードにして、自動車開発技術に必需である多種多様な車両性能試験の機器や自動運転技術の試験機器への技術拡大が進んでいました。
一概に世界的な企業とわが社とは比較できませんが、一人ひとりの技術者が持っている一芸に秀でる技術力をベースにして幅広く技術展開をしていく方向性は変わりません。

 たとえば地籍業務では、業務エリアが山間部へと広がっています。なかなか人が入っていけない山奥でもドローンを駆使したICT(情報通信技術)を進化させれば用地確定作業に活かせるでしょうが、業務に精通した技術者は必需です。そしてICT技術者と協働することです。

わが社では、一人ひとりが一芸に秀でる技術を磨いてこそ、各自の技術を新しい分野へ活用・拡大していくことができます。

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