鳥取・島根を拠点に、環境地質・測量補償・設計・新エネルギー・介護事業を展開。高度な技術で未来を創造します。

社長のちょっと聞いてごしない!
記事一覧
NO.18
『和して同せず』
2011年05月
代表取締役社長 大野木 昭夫
 論語・子路の中に「君子は和すれども同ぜず、小人は同すれども和せず」の前半部を取ったもので『和して同せず』の文言があります。本来の意味は、「和」は、主体性を持ちながら、他人と親しく交わり助け合うこと。「同」は、自分の考えもないままに、ただ他人の言動に同調することです。

 今回の大震災では、距離的に大きく離れている鳥取県民にも非常なショックを与えるものでした。みんなが気分的にも落ち込み、4月に入って桜の花見や歓送迎会の自粛と、なにか華やかなことをするのが、まるで悪い事をしているかのような心持ちになったのも、正直なところでしょう。
 確かに所構わずのドンちゃん騒ぎはいただけませんが、過度の自粛は自分たちの周りの経済までも停滞させてしまい、ひいては全国の経済が冷え込んでしまいます。

 このような時こそ被災された皆さんに、自分たちのできることは進んで行っていくことが必要です。しかし悲惨な現状を目にして、沈んだ気持ちばかりを拾い上げてもなりません。和とは傍に寄り添うような「調和」の心であり、同とは同じような感覚に「同化」してしまうことです。
また、孔子は君子の協調のしかたについて、「お互いに助け合いながらも、むやみに同調して従ったりはしないものだ」と述べています。

 会社の中でも自分のまわりの意見に耳を傾けつつ同化してしまう人がいます。特にリーダーに求められるのは、部下やまわりの意見に聞く耳は持つが、客観的な判断に基づいた行動をとれる自分の判断基準を持つことです。

 最後に、当社でもこの連休、被災された皆さんの支援ボランティアに、村上、中田君2名の有志が出かけました。まさに、主体性を持ち、他者に交わり助け合うことを実践してくれた姿だと、拍手を送りたいと思います。
このページのトップへ