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社長のちょっと聞いてごしない!
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悪い情報は早く、よい情報はゆっくりでよい
2011年07月
代表取締役社長 大野木 昭夫
 京セラ稲盛和夫会長が主催される盛和塾世界大会に参加しました。経営発表会では8社の社長が経営体験を語られました。その経営体験は苦悩の連続、倒産の危機に怯えながらの決断の連続でした。その後の稲盛塾長の講話では、このような困難に直面したときの心構え第一に「正道を貫き通す~策を弄せず~」を挙げられました。時同じ頃、九州電力の「やらせメール」が報道されました。ご存知でしょうが、6月26日に佐賀市のスタジオで行われた玄海原発の運転再開に理解を求めるための説明番組のなかで、やらせメールがあったことを、7月6日記者会見で九州電力が明らかにしました。その後には、原発担当の元副社長が「説明会で反対意見ばかりでないように頼む」と部下の部長に言ったことが発端であることが明らかになり、それを受けた課長級社員が賛成依頼メールを社内と子会社に依頼したのが事実のようです。
 今回のトップ(原発担当の副社長)は、危機に際し策を弄したのです。結果は原発再開の時期を逸しただけでなく、会社としての品格も台無しにしました。この場合は、すべてトップの責任であり、メールを発信した社員の責任を問うことはできないと思います。

 日々仕事をしていると大なり小なりのトラブルに遭遇します。やはり一番はお客様のクレームでしょうか。最近、一年前に提出した成果品の地盤高を間違えていたことが施工の段階で判明しました。その連絡があったとき担当者は既に退職していましたが、連絡を受けた社員と上司は間違いを確認し、すばやく対応して事無きを得ました。しかし私の耳に入ったのは1ヵ月後だったのです。その間役所にも行くこともありましたし、施工された業者の方にもお会いしていました。
 弊社のあるべき社員像、情報の共有化について「7.悪い情報は早く、よい情報はゆっくりでよい」を読み直してください。今回の第一の責任は、担当者からの報告を自分のところで止めた上司であり、そのことを知った私は、厳しく叱責したことは当然であります。

 困難なことに遭遇したとき、事が大きければ大きいほど策を弄してはいけない、小さなことでもすばやく報告をしなければなりません。


 過去に学び・未来を展望し・今は優先すべきことにまい進する・・・わが社は、9月より最終の四半期に突入します。
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