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社長のちょっと聞いてごしない!
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NO.36
教育の場は会社にある
2012年11月
代表取締役社長 大野木 昭夫
 今月は、リーダー以上の研修で"部下を持つ人の報連相"として、PREP{PはPoint(結論・事実と所感)・RはREASON(理由)・EはExample(事例)・そして再度のPoint(結論)流れで文章や会話を組み立てる}に取り組んでいます。
今回の研修は、日経新聞の記事をもとにして「PREP法でレポート作成」の宿題でしたが、過半数は「少子高齢化に伴う定年延長について」の課題で、みなさんの視点が働き方や会社の未来にあることが伺えました。そこで私も、この研修で最も多く幹部のみなさんが取り上げた記事を基に、「私のPREP」を作成しました。

*Point(事実)・日経新聞10月16日の記事によると、日本では労働人口の1割近くが既に65歳以上で、企業の定年延長に関しては、25年までに全企業に65歳まで希望者全員の継続雇用を義務付ける法案が8月に可決されています。
(所感)・このシニア活躍の場は、基本的な観点として「これまでお世話になった社会や会社への貢献」という、今までの「自らが先頭になってがんばる」とは異なる立脚が必要になると思います。60歳以上のシニアの増加及び若年層の減少という少子高齢化社会への対応は、今後企業にとって避けては通れない関門になっています。特にシニアの活用は、企業経営にとって不可欠な課題であり、また若手社員の育成とともに会社を継続して発展させる大きな力になります。
*REASON(理由)・シニアがこれまで培ってきた豊富な経験、技術力は、会社や社会にとっては大切な財産です。少子高齢化の社会では、その活用の良し悪しが企業経営を左右すると言っても過言ではありません。
また本人にとっては、技術・マネジメント力を違った目線に立ちながら活躍するチャンスであり、まだまだ働くことができる体力の活用、老後の生活基盤の安定等を考えて選択する時でもあります。
*Example(事例)・活躍の場には、2つの関わり方があると考えます。まず一つは、これまでお世話になった会社に対して後輩の技術、マネジメント指導をする。そしてもう一つは、自分の経験を活かして新しい社会環境でのチャレンジをすることです。
大企業では、人材も豊富で仕事を受け継ぐ後継者がいますが、中小企業は、限られた人員で業務を遂行しているため、年齢構成にバラツキがあり、シニアになるに従って、一人ひとりの存在価値が大きくなる傾向を持っています。このような実情を勘案すれば、シニアには後継者育成という大命題を引き受けていただきたいのが中小企業の実情です。
*Point(結論)・まずシニアの役立ちを考えるに、これまでお世話になった会社へ貢献するか、新しい分野・環境へチャレンジするかの道を選択しなければなりません。
中小企業でシニアの技術力は会社全体の技術力に大きな影響を持っていることを勘案すれば、自らの高い能力を伝承する若い力の育成に尽力していただきたいものです。

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