鳥取・島根を拠点に、環境地質・測量補償・設計・新エネルギー・介護事業を展開。高度な技術で未来を創造します。

社長のちょっと聞いてごしない!
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NO.37
決めるこころ
2012年12月
代表取締役社長 大野木 昭夫
 12月になり、会う人毎に「一年はあっと言う間ですね」の言葉を耳にするに、月日の早さに思わず驚嘆するのは私だけではないようです。   
さて、来年の経営方針を立てる時期にさしかかり、一年間の振り返りと同時に社長就任10年の節目と思い、毎年の経営方針書を読み返してみました。まず、どの年度でも激変する環境に苦闘する会社の歩みが見て取れます。平成13年から激減している公共事業費だけでなく、平成19年度から施行された県入札制度の改正によって戦後から続いていた指名入札が誰でも参加できる一般競争入札に変わったことで、業界は激しいコスト競争と技術力勝負の状況になっています。この環境変化に対処するため組織力の強化は、毎年の課題になっています。

 初年度となる平成15年に出した「環境の変化に、自分を、会社を変えていく」方針は内容や語句は変遷していますが脈々と継続しています。しかし、「頭ではわかっているけど~なかなかできない」という壁に直面して苦闘する姿を目にします。
たとえば、今年の経営方針では「思いやり経営」を掲げました。全ての人が持っている「思いやりの心」を発揮して社員とお客様満足を高めようとするこの方針は、"個々で異なる思いやりの価値観"が壁になっているようです。
この「思いやりの心」を意識し・行動するためには、自分のできることからやってみようと「まずは決める心」を持ち、即やってみることです。それが自分を変える根源になることに、今年の気づきがありました。

 「思いやり経営」の実践として昨年から始めたありがとう運動は、明元素(明るく・元気で・素直で素敵)の言葉で明るい心地よい職場を作り出そうというものです。ちょっとした気づきに"ありがとう"と言う意識を持つこと、そして"ありがとうカード"の実践はやろうと思えば誰でもできる行動です。
 そしてこの運動は、自分たちだけでなくまわりの人にも心地よさを与えます。先日は協業している大手建設コンサルタントの方から、社員の挨拶に「皆さん明るく元気ですね。何か社内で取り組んでおられるのですか」と、社外の人から気づきをいただきました。

 私たちは、行動しようとするとき「なにをするか」と大きく構えて考えがちですが、そこでは行為の大小ではなく、相手への思いやりの心でもって「なにかをする」ことが大切だと思います。
まずは「自分でできるなにか」を決める、そして素早く実践してみることが来年の課題です。
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