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社長のちょっと聞いてごしない!
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NO.54
情けは人の為ならず
2014年5月
代表取締役社長 大野木 昭夫

 NHKの時代ドラマで、毎週木曜日8時から放映しています「銀二寛」を見られましたか?原本は、高田郁著の同名小説です。物語は、「銀二寛」で命を救われた主人公が、「銀二寛」で倒産を免れた寒天業者と、働き先の井川屋を「銀二寛」以上の貢献で発展させるというあらすじです。要約は【 】です。

 最近の建設業界は、公共事業費の増加に専門職(特に大工や鉄筋工)が足らず全国的な問題になっています。豊富な事業量があったとき、仕事をしてくれる協力会体制は、元請企業を頂点にして盤石なピラミッドになっていました。しかし公共事業費の削減や民間投資の減少によって自らが危うくなった元請企業は、協力業者にコストカットのみを求め、共に生き残る努力を何らしなかった結果で今の状況になっています。  これまで協力会の概念は、元請に協力してもらう業者の集まりということでした。これからの協力会は、「弊社の支援で協力会業者に発展してもらうことが、引いては弊社の業務推進に貢献していただける」の理念のもとに、協働できる業者が集まる会となります。  今春、弊社は岡山エリアへ進出するに際して、ユニック車と土質試験器具を購入して協力業者に使ってもらっています。新規エリア拡大の投資リスクを引き受け、個人企業ではできない投資を支援して事業拡大の手助けすることは、お互いのメリットにつながると確信しています。

【要約】
 【主人公鶴之輔は父と伴にかたき討ちで殺される寸前に、寒天問屋井川屋の主人和助が「銀二寛」でかたき討ちを買う。窮地を救われた鶴之輔は井川屋の丁稚になり、松吉と名を改めて大阪商人となる。19年後、井川屋に寒天を納入する半兵衛が原料の段取りの出来なくなったとき、和助は苦労して蓄えた「銀二寛」を半兵衛に与える。その後松吉が新しい商品「羊羹」を作り上げるために飴と寒天の練り合わせ方に苦心奮闘していたとき、成功させたのが、かたき討ちで得た「銀二寛」で新田開発をして作られた小豆と、半兵衛が作った良質の寒天である。そして井川屋は、自分が作り出した「羊羹」の製法を菓子屋さんに開放して本業の寒天問屋に徹することによって、絶大なる信頼とお客様を獲得する】

 最初の「銀二寛」は小豆になり、次の「銀二寛」は良質の寒天の原料になり、その「銀二寛」に救われた松吉が小豆と寒天で羊羹を作り出し、井川屋は大店になっていく。 ことわざ「情けは人の為ならず」の通りです。
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