鳥取・島根を拠点に、環境地質・測量補償・設計・新エネルギー・介護事業を展開。高度な技術で未来を創造します。

社長のちょっと聞いてごしない!
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NO.68
新規事業は人財とやる気
2015年07月
代表取締役社長 大野木 昭夫

 週末に大山山麓にあるブルーベリー農園に行きました。最近雨が多かったためか水っぽいブルーベリーが生っていましたが、小さなバケツで一杯とっても1500円程度と、市販されているものと比べても安値感があります。しかし小さな粒を潰さないように取ってバケツに入れていく作業手間は、尋常ではありません。たぶんブルーベリー採取ではこの手間が経費の多くを占めているのでしょう。
  企業ノウハウを活かしてこのブルーベリー栽培を事業化している事例があります。平成15年頃の不況の時期、建設業は脱建設ということで農業、介護等に進出しました。なかでも江府町のK建設が行った大山山麓の広大なブルーベリー畑開発は、ブルーベリーを使ったドーナツやソフトクリームとして評判になっています。また、湯梨浜町では、M建設が日本ではなかなかお目にかかれない品種のブルーベリーを、大地ではなくアスファルトの上で鉢植えをするやり方で栽培して注目されています。これは、大地から切り離すことによって雑細菌を入れないようにする、肥料と水分はコンピューター管理で高品質のブルーベリーを作り出すというものです。両方とも先見の明と継続した企業努力で成功されている例でしょう。


  弊社は、平成16年に空きビルになっていた第二社屋で痴呆対応の通所サービスを開所して介護事業へ進出しました。介護事業は、美保テクノスが平成12年の介護制度開始を機に白鳥ケアサービス(株)を立ち上げて、その後に施設型介護の運営会社メディカサポート(株)を設立して今日に至っています。その時に事業責任者として取り組んだ私のノウハウと人脈が、弊社立ち上げのときに多いに役立ちました。そして何もない所から立ち上げていく事業の成否は、実務をやってくれる人財と携わる人達のやる気にかかっています。 平成18年からは、弊社の技術力を活かして再生エネルギーの開発・設計を進めるなど環境の変化を機敏に察知して業務拡大に結びつけています。業務改革は仕事のIT化、設備の自動化をやって仕事の効率化をしていきますが、新規事業では自前の技術力を活かす新しいアイデア出しが求められています。たとえば、今月に採択された鳥取県開発支援補助金は、弊社が使用して赤外線による外壁調査の業務ソフトを鳥取大学と共同して進化させていくプロジェクトです。日頃やっている業務の中で担当者の「ちょっと困ったな?」とか「これを改善したら良いのになぁ」と思ったことがアイデア出しのソースになるのです。


  このように考えると、皆さんに新規事業をしていくチャンスがあります。そして基本的には、社内の人財でやる気のある人に活躍する場を提供することにしています。 新規事業は、10やって1つあたればよい方と言われています。挫けずに地道に新しいことを見つけ出す継続した努力こそが、社業発展の基ではないでしょうか。
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