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NO.99

身近な働き方改革

2018年02月
代表取締役社長 大野木 昭夫

 今国会では、働き方改革の討議が進んでいますが、すでに各業界では職場にICTを導入して「働き方改革」を実践されています。「働き方改革」は、一から十まで人がやっていた仕事の流れの中で一部をICTに置き換えることによって仕事に必要とされる時間の長さを縮めると同時に、ICT活用で仕事に必要な作業人数を少なくすることです。

 身近な所でもICTを活用した「働き方改革」を見ることができます。ひと昔前の食品スーパーのレジボックスは、商品の金額を一つひとつキー入力して、合計金額を提示して現金のやり取りをしていました。その後、商品の金額入力はICタグの読み取り機に変わり、お釣りのお札はレジスターから出しますが、小銭のお釣りは自動的に出てくるシステムに変わりました。車尾のMスーパーはこのパターンです。

 昨年から皆生のHスーパーでは、レジ係がICタグの読み取りと合計金額まで算出して、お客様はその前面にある銀行のキャッシュボックスと同じような機械に移動して現金かカードを入れて清算をします。この機械が設置された当初は使い方が解らない人がたくさんおられて、店の人は説明に追いまくられていましたが、最近は非常にスピーディになりました。

 この「働き方改革」は、なかなかパートさんが集まらない中で、人手不足を自動精算機が補ってくれるということです。そして一番忙しい夕方時にパートさんを集中配置して比較的暇な時間帯にパートさんの調整をすれば、稼働するパートさんの平準化が図れます。 自動精算機の費用対効果は、お店の人に聞かなければはっきりとわかりませんが、レジ係の熟練度に依存していた支払い時間の短縮と人手不足の補充に一役買っていることは間違いありません。

 わが社の実施例で言えば、土質試験機を自動化して社員が夜間も出勤して試験をする手間を無くして、時間外の削減と工程の短縮を実現しました。また昨年の災害対応時には、技術者が現地確認をしていた初動調査をドローンの映像確認にして、作業時間の短縮と調査人員の削減をしました。

 身の回りにあふれているICTとかAIの言葉は、異次元の世界のように感じるかもしれませんが、身近にできることがあることを実感すれば、きっと良い「働き方改革」のアイデアが出てきます。

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